錦織圭、イスナーに敗退 マイアミ・オープン準々決勝

皆さん、こんにちわ!永富裕章です。

本日朝、マイアミオープン男子準々決勝が行われ、錦織圭とアメリカのエース、ジョンイスナーが対戦しました。

4回戦まで快調に勝ち上がってきました。2回戦でユーズニー、3回戦でトロイキ、4回戦でゴファンと全てストレートで勝利して調子の良さが伺えました。

しかし、今日はイスナーの調子が良すぎましたね。試合後の会見で状態、調子が良かった事を自画自賛していたようです。

確かに4回戦でラオニチに勝利して勝ち上がってきていますから、錦織圭にも勝利してよほど調子が良いというのが分かります。

イスナーは身長208センチのビックサーバーで200キロを超えるサービスを多く打ち出してきます。そのサービスが良く、リターンに凄く苦戦していましたね。

これだけのビックサーバーだとまともに返すのも難しくなりそうです。リターンをあまく入れてしまうとこのレベルだとストロークで簡単に決められてしまいますからね。

第一セットは最後までもつれますが、錦織圭の第10ゲームのサービスゲームで0-40のチャンスを作られて、最後はストロークがネットインしました。ツキもありませんでしたね。

第二セットは錦織圭の最初のサービスゲームでチャンスを作られ最後はストロークがサイドにきれてしまいました。

そのまま最後までイスナーのサービスを崩す事ができず、準々決勝で敗退が決まりました。

去年の同大会では準々決勝でフェデラーと対戦し、勝利しています。相性の良い大会と言われ、4回戦まで調子が良かったのですが、イスナーがそれ以上のプレーをしてきたという事ですね。

マスターズ優勝もまた持ち越しと言う事になりました。

しかし、今日同じ準々決勝でフェレールがジョコビッチに敗れましたので、世界ランキングがナダルを抜き4位になる事が確定しました。

この大会が終わると全仏オープンに向けてクレーコートのマスターズ大会が続きます。ナダルがいますので、優勝を狙うのは凄く難しいと思いますが、初優勝に向けて頑張ってほしいと思います。