錦織圭がロペスに敗退 BNPパリバ・オープン2015 4回戦

皆さん、こんにちわ。永富裕章です。

BNPパリバ・オープン男子の4回戦で日本の錦織圭とスペインのロペスが対戦しました。

今回で六度目の対戦になり、錦織圭が3勝2敗と勝ち越しています。ロペスの世界ランキングは12位でサウスポーの選手、サーブアンドボレーを多用し、バックハンドはスライス。かなりいやらしいプレーヤーです。

結果は4-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初のベスト8進出を逃しました。

しかしこの結果には私も驚きました。最近の錦織圭は格下の相手には負ける気がしていませんでした。序盤押されていたとしても、後半で挽回出来るんじゃないか?とか思っていました。それが今回は全く挽回出来ず、ストレートの完敗でしたね。

上にyoutubeのサマリー動画を掲載しましたが、やはり重要なポイントで落としてしまっている為か、好調の時と比べると球の質が落ちていたような感じがします。

第一セットは先にブレイクポイントを握りますが、ロペスに挽回され、キープされてしまいます。そして第10ゲームで掴まれた1度のチャンスでブレイクを許してしまいます。

第二セットは最初ロペスがブレイクをしますが、錦織圭もしっかりと追いつきタイブレークに突入します。しかし3ポイント目で痛恨のダブルフォルトを犯し、ここで一気にロペスに持っていかれた感じがしますね。最後はサーブアンドボレーを決められて試合終了となりました。

全体的にストロークの質が悪かったのと、いつもの驚異的な挽回力が足らなかった感じがしました。

ATP500の大会では何度か優勝している錦織圭ですが、マスターズ(ATP1000)での優勝はありません。マスターズは世界のトップ10がねこそぎ出場してきますので、優勝はすごく難しいのは間違いないです。グランドスラムで優勝するのと、そんなに変わりはありませんからね。

その分優勝する事が出来れば、もらえるATPポイントが非常に多いので一気に世界のトップを狙う事ができます。

ちなみにマスターズは年間に9大会あります。今年もまだまだ残っていますし、またすぐマスターズ大会があるので、是非そこで優勝を狙ってほしいと思います。