ジョコビッチがナダルを粉砕!全仏オープンテニス2015準々決勝

皆さん、こんにちわ!永富裕章です。

昨日は注目の一戦!ナダルとジョコビッチが全仏オープンの準々決勝で対戦しました。

今回のドローではナダルが第6シードになってしまった為、準々決勝で第1シードのジョコビッチと激突する事になってしまったのです。

特にナダルに関して言うと前哨戦のマスターズで全くの無冠で全仏オープンに臨むという事になりました。これは過去にはない程、調子の悪さをうかがえる結果でした。ですので今回のナダルは全仏オープンを制覇出来ないのではないかと言われていましたね。しかしここまでは比較的快調に勝ち上がり、フォアハンドのストロークも火を吹いていました。

しかし今日の相手は世界ランキング1位のジョコビッチです。

私もこの試合は注目していたので、テレビ中継は無かった為、ネットにかじりついて見ていました。

試合序盤、第1セットはほぼ互角の勝負となりました。ゲームカウント5-5までは凄く良い勝負でした。ナダルも試合後の会見で第1セットはよく戦ったと振り返っています。

第2セットは序盤まで互角の試合展開をしますが、3-2となったナダルのサービスゲームでジュースまでもつれます。ここでジョコビッチがスーパーボレーを見せ、一気に流れを掴みこのゲームをブレイクします。ここで試合が決まってしまった感じでしたね。その後ナダルの勢いが一気に沈んでしまい、流れを引き戻す事が出来ませんでした。

第三セットではその流れのまま、ジョコビッチが4ゲーム連取します。勝負ありですね。そのままゲームセット。ナダルが自身2度目の全仏オープンテニスでの敗退となりました。

ナダルがこれだけ全仏オープンテニスでコテンパンにされるのは初めて見ましたね。それほどナダルが調子が悪かったし、ジョコビッチが調子が良かったですね。

ジョコビッチは今回グランドスラム制覇が掛っています。その制覇まで後2試合になりました。次の相手はアンディマレーです。マレーはクレーシーズンに入って非常に調子が良いですね。前哨戦のマスターズで優勝していますし、好調をキープしています。しかしジョコビッチ相手に通用するかどうかは分かりません。またも注目の一戦ですね。

ナダルは今回の結果でナダル伝説の終焉と言われています。来年また調子を戻してきてほしいなとおもいますね。この結果で次のウィンブルドンに挑んでどの様な結果になるのか気になる所ですよね。去年は4回線でキリオスに敗れています。調子をどんどん戻していってほしいですね。強かったナダルをもう一度見せてほしいものです。

男子ベスト4に残ったのは、ジョコビッチ、マレー、ワウリンカ、ツォンガの4人です。ジョコビッチが優勝出来るのか注目です。